最初に言っておく。これは本当に最初から最後までクライマックスだぜ!
というわけで、電影版ゲキレンジャーに続き「劇場版仮面ライダー電王 俺、誕生!」をば。
今回の劇場版の売りの一つがTVとは違い、近い過去に留まらず大きくタイムスリップすること。恐竜時代や西部開拓時代、明治あたりの尋常小学校に戦国時代、そして最後は1988年へ。それこそ歴史を改変しかねない勢いでデンライナーやゼロライナーが突っ走ります(?)。明治時代ではなぜか人力車の車夫に扮したモモタロスも見られます。いや、本当に「なぜか」なんですw。
また、戦国時代では牙王が真田幸村の陣地に居座っていることもあり、TV本編でも少し見られたタロスズと忍者軍団のバトルや、電王ウィングフォームの登場、そして「神の列車」ガオウライナーの出現など見所が目白押し。他にも○○な電王も登場したりします。ちなみに忍者軍団のリーダーは「あの人」だったりするので、よーく見てみるっス!(←ヒント)そういえば早くもライダーシリーズ二回目の時代劇なのか。
そしてこの作品最大の目玉は電王4フォームの揃い踏み。侑斗が苦労してクライマックスに向けて用意してくれただけあり、否が応にも気分が盛り上がります。同一人物とはいえ4人ものライダーが一堂に会して共闘するというのは、意外にも平成ライダーシリーズの中でもあまりなかったシチュエーションではないかと(戦隊とかぶるのを避けたためかもしれません)。ただ、この事が今度のTV本編に大きく影響してくるのですが……それはまた後日。
さらにその後にはデンライナーとゼロライナーが連結してのガオウライナーとの激闘。ライナー同士のバトルの迫力はさすが劇場版といったところ。戦隊の巨大ロボ戦に勝るとも劣らず……というのはちょっと言いすぎか?
戦いの後、元の時代に戻る途中で見せたオーナーの粋な計らいにも注目。これについてはぜひ劇場にてご自分の目で見て下さい。ラストのミルクディッパーの場面ではちょっと泣けるで。
TV本編と一ヶ月近くも連動させてきただけあって、他の劇場版で感じるようなストーリーの強引さやまとまりの悪さなどはほとんど見受けられませんでした。かと言ってTV版を見ていなければ話がわかりづらいかと言うとそういうこともなく、かなり練り込んだのではないかと思います。あ、でも冒頭で良太郎が○○○○になるのはちょっと強引か(苦笑)。言うなれば「本編の豪華版」ですが、決して否定的な意味合いではなく、ゲキレンジャーと同様に娯楽作品として素直に楽しんで観ることができました。これは平成ライダーシリーズの劇場版の中でも上位に入ると言って間違いないでしょう。


