再び対峙する皇帝シャルルとルルーシュ。

「他人には真実を求める……ここまで嘘をついてきたお前が!」

「未来永劫に渡って嘘がムダだと悟った時、ペルソナはなくなる。理解し合えれば争いはなくなる。世界は欺瞞と言う仮面を脱ぎ捨て、真実をさらけ出す。」

しかしその嘘があってこそ人と人はうまく繋がっていくことができるのでは?それはごまかしに過ぎないこともあるだろうけど、真実や本心ばかりでは、そこに人の温もりはあるのだろうか?そこは本当に居心地がいいのだろうか?実は藤子・F・不二雄先生も短編で描かれたことでもあります。

そこへ現れたのは死んだはずのマリアンヌ。彼女は8年前V.V.に殺される時、自らのギアスの力で行儀見習いに来ていたアーニャの中に逃れていたのだった。その結果マリアンヌはC.C.と心で会話することが可能になる。
そもそもシャルルとV.V.は半世紀前、嘘の無い世界を作ろうと誓い合った。しかしシャルルはマリアンヌと出会ったことにより理解し合う素晴らしさに目覚めつつあった。かつての誓いが破られることを恐れたV.V.はマリアンヌを殺害する。しかし、これが結果的にV.V.がシャルルに対して嘘をつくことになり、他でもない裏切りであった。
全ての発端はV.V.だった。だけどマリアンヌはそれを利用して計画を進めていたということか。

そしてマリアンヌの死を偽装し、真実を隠匿するため皇帝はアーニャとナナリーにギアスをかけた。さらに周囲の目を欺くためナナリーの目を見えなくさせ、ルルーシュと共に日本へと送った。それは二人を捨てたのではなく、二人を守るため……。そして今度は、ラグナレクを発動させるためにルルーシュが必要となった。嘘偽りの無い、ありのままの世界を作るために。皇帝の目指していたものも、彼の言う通り「ユフィやナナリーが望んだ優しい世界」であったのか?

C.C.のコードを手に入れ、ついにラグナレクが発動する。この時一瞬映った文字は「Lasciate ogne speranza, voi ch'intrate'」と書いてあるそうで、ダンテの「神曲」から地獄の門の一節。意味は「汝等ここに入る者、一切の望みを捨てよ」。

「ルルーシュ、君は何のために世界を手に入れようとした!?」
「くだらない質問をするな。オレはナナリーの……」
「ナナリーを言い訳に使うのか」
「……そうだな。オレは、オレが守りたいと思う全てのために戦ってきた」
「結果を求めるなら、何かを成さなければ成らない……」
「そのための手段は、何かを否定する事にも繋がる」

今ここで、再び二人の絆が復活したとみてもいいでしょう。そしてルルは皇帝の考えを完全否定。皇帝やマリアンヌが何を言おうとも真っ向から否定するあたり、もはやルルの信念は確固たるもの。ついには皇帝の言う優しい世界は「自分達に優しい世界だ!」と言い切る。

「勝ち負けじゃない!これは願いだ!そう、オレは今こそ自分を知った!神よ!集合意識よ!時の流れを止めないでくれ!!」
ルルーシュはその“心”を解き放つ!その時、ルルの右目にもう一つのギアスが!彼の心が奇跡を呼び起こした!!

ついにラグナレクは崩れ始め、シャルルとマリアンヌも消滅していく。

「お前達は知っているのか!?ナナリーの笑顔の意味を!」
「ナナリーの笑顔は…せめてもの感謝の気持ちだったんだ!!」
「それを嘘だとは言わせない!言わせてなるものか!!」


消える直前、激昂とともに飛びかかるシャルル。だがルルはシャルルの世界をかたくなに否定する。これでルルは父親を殺し、父親を超えたのでしょう。

そして一ヵ月後、って、平成ライダーか!w

帝都ペンドラゴンにて皇帝より重大な発表があるとして集まる皇族他多くの人々。しかしシャルルは消滅したはずでは?まさかシュナイゼルが新皇帝に即位するのか……?

と思ったら事態は予想のはるか斜め上を行きやがった!
なんとそこに現れたのはルルーシュ!しかも「第99代ブリタニア皇帝 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」を名乗りおった!さらにスザクをラウンズも超える騎士「ナイト・オブ・ゼロ」に任命までしてやがる!
ここで「ゼロ」の名を使うのが心憎いな。そしてルルはギアスを使い、その場にいた者全員に自分に忠誠を誓わせる。「オール・ハイル・ルルーシュ!!」
だがシュナイゼルは余裕の表情。何を考えている……?


あまりの超展開にリアルに茶吹いたw。すみません、この展開は予想だにしませんでした。物語も終盤だというのに、まだまだ波乱はありそうですな。


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コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN 20「皇帝 失格」